2019/10/21
特に避妊もしてないけれど１年たっても妊娠しない、これって？もしかして？不妊症ってことなの？
という３０歳代のご夫婦に特に読んで頂ければと思います。
不妊症なのかな？と不安になってきた方であればまず、どうして不妊症なんだろうと思われるかと。
不妊症の定義は「正常な夫婦生活」を送っているに、２年以上妊娠しない場合とされます。
２年と言わず、１年経っても妊娠しないのであれば不妊対策を始めて良いと思っています。
というのは自然妊娠の内訳が次のようになっているからです。
＜妊娠を望んでいるカップル１００組が通常の性交渉を行った場合 ＞
１年目で妊娠する―８５組２年目で 〃 ―残ったうちの１０組
さらに残った５組が不妊症と診断されます。
１年目で自然妊娠しない場合、不妊症の確率が出てくるのです。
（今は６組に１組は不妊と言われている時代です。
とするともっと多くの方が不妊でお困りだと考えられるのです）
これが３２、３歳で結婚された夫婦だとしたらどう思いますか？
２年目が終わるまで様子を見ていたら、３４、５歳です。
それから不妊症の検査やタイミング法など準備を開始したりすると半年～１年が簡単に過ぎてしまいます。
そのため、１年目で自然妊娠しなかったら、不妊症を疑っていろいろ調べたり、病院での検査を始めたほうが可能性が上がります。
＜不妊症の検査って？＞
もし何らかの病気があるとしたら、その病気を治療してから妊娠しなければいけないため、それで時間をまたロスしてしまいます。
病気ってどんなものがあるの？
と考えてる方は女性も男性も多いことでしょう。
確かに痛みや自覚がないこともあるのです。
自覚がないからこそ、何故？不妊？と思いますよね。
女性であれば子宮内膜症などの子宮の病気、卵巣機能不全といった卵巣の問題。
男性であれば性交障害、精子の問題など、様々な要因が考えられます。
では、不妊症の場合病院でどの科を受ければいいか？
女性であれば婦人科へ行けば良いとわかりやすいですが、一般的に男性はわかりにくいと思いますが、男性は泌尿器科なんです。
病気でない場合、体に異常がない場合でも妊娠しない場合もあります。
とっても根本的なことを今回は挙げますが性交渉の回数が少ない場合も不妊症の要因になります。
自分たちの性交渉の回数が平均的なのかどうか考えたことなんてありますか？
「正常な夫婦生活」とは、週２～３回です。
20代ではいざ知らず、３０代で仕事をしながらだとなかなかのペースです。
だからと言って月に１回程度の性交渉ではやはり妊娠の可能性割合は単純に低くなります。
世界的に見ても日本人の性交渉の回数はダントツで低いそうです。
１回以上／週が３割だけ。
世界トップはコロンビアやロシア
１回以上／週が約９割
※どちらも複数世代の平均値
不妊症かもと疑っていらして、性交渉の回数が少ない方はご夫婦で相談されることをお勧めします。
不妊対策でなんだかんだと言っても、一番大切なのが夫婦間の営みですから。