2019/10/20
避妊をせずに1年がたっても自然妊娠しない場合、不妊の可能性があります。
今回は一般的な治療と原因不明妊娠について考えていきたいと思います。
<女性側の治療>
①タイミング法
排卵にあわせての性交渉を行います。
月に何回性行為があり、その上でどれ位の期間妊娠していないかで、タイミング法をする必要があるか無いかの判断がされるようです。
②女性ホルモン検査
6種類のホルモンを調べます。どのホルモンに異常があるかでどのような不妊原因があるかがわかります。
③子宮卵管造影
卵管につまりがないか確認する検査です
④子宮鏡検査
子宮筋腫やポリープ、奇形などを調べる検査です
⑤AMH検査
採卵できる卵巣の数を調べる検査です
⑥フーナーテスト
性交後に子宮頸管の粘液中の精子の状態を確認するための検査です
<男性編>
①精液検査
精液の量、精子の数や運動率を調べる検査です。
②性病検査
クラミジアなどの性病に罹患していると妊娠していても流産する可能性が高くなるかあです。
※女性も検査が必要になります。
<原因不明の場合>
男女ともに検査で異常がないのに不妊である場合も半数以上あるようです。
<民間療法と不妊>
数値では出てこなくても働きの弱っている身体の状態を、民間療法でお身体を良い状態に大切であると考えています。
一般的な不妊治療に並行して取り入れていただくことによって、可能性の上昇が期待できると思われます。
<生理に関連して>
生理周期の不順、生理痛、月経量の過小、など生理に関連する問題があれば、既に健康な良いお身体とは言えません。
妊娠と生理周期は切っても切れない関係であり、生理に関連したトラブルはカイロプラクティックや整体などでも改善できる可能性は大きいです。
<男性不妊に関して>
また男性の勃起障害や射精障害は、自律神経の働きが乱れている場合があります。
身体に疲労が蓄積されていると自律神経の働きが悪くなるため、身体の調整をすることで自律神経の働きを整えることはとても大切で、これはカイロプラクティックや整体が得意とする分野です。
<内臓の問題>
病気ではないけれど、内臓下垂などがあって食事の消化吸収が弱くなっていれば栄養が身体全体にいきわたりません。
脳下垂体をはじめとしたホルモンに関わる内臓の働きが弱いと卵子の成長や排卵に関しての低下、妊娠の維持ができないこともあるでしょう。
特に女性の場合、頭蓋骨の動きが悪かったり、骨盤底筋が硬い方の多くがホルモンのバランスが多く見受けられます。頭蓋骨の調整や骨盤底筋リリースなどはオステオパシーや整体が得意とする分野です。
このような体全体を整えていくことでよりよい妊娠、出産につなげていければ嬉しいですね。