2021/06/13
頭痛とひとことで言っても、痛みのタイプが違いますし、原因や対処法が異なります。
そのタイプとは、昨日までお伝えした筋緊張性頭痛、偏頭痛、群発性頭痛です。
それぞれの頭痛について記載してもわかりにくいと思いましたので、ご自身で自分の頭痛のタイプがわかるように頭痛のタイプチェックを参考に、自分の頭痛タイプがどれなのかチェックしてみて下さい。
頭痛の頻度は?
□ほぼ毎日・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・A
□月に1~数回・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・B
□年に1~数回・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・C
痛みの持続期間は?
□数十分~絶え間なく続くこともある・・・・・・・・・・A
□数時間~3日間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・B
□1~2時間程度続くことが多い・・・・・・・・・・・・C
痛む場所は?
□頭全体または後頭部や首筋・・・・・・・・・・・・・・A
□頭の片側または両側・・・・・・・・・・・・・・・・・B
□片方の目の奥・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・C
痛みのタイプは?
□頭が重く、締め付けられるような痛み・・・・・・・・・A
□ズキンズキンと拍動するような痛み・・・・・・・・・・B
□目をえぐられるような激しい痛み・・・・・・・・・・・C
体を動かした際の痛みは?
□軽くなることがある・・・・・・・・・・・・・・・・・A
□悪化することのほうが多い・・・・・・・・・・・・・・B
□激痛のためじっとしていられない・・・・・・・・・・・C
頭痛以外の症状はある?
□フワフワしためまいや肩・首のコリがある・・・・・・・A
□吐き気やおう吐を伴うことがある・・・・・・・・・・・B
□目が充血したり涙や鼻水が出る・・・・・・・・・・・・C
首や肩こりは?
□頭痛のときはいつもコリがある・・・・・・・・・・・・A
□頭痛が起こる前に感じることが多い・・・・・・・・・・B
□頭痛と同側が凝る・・・・・・・・・・・・・・・・・・C
頭痛が起きたときは?
□首肩を緩めたり温めると楽になる・・・・・・・・・・・A
□暗くて静かなところで安静にしたい・・・・・・・・・・B
□痛みのあまりじっとしていられない・・・・・・・・・・C
合計 A×□ B×□ C×□
診断結果
あなたのA・B・Cで一番多かったのは?
A:が多かった=筋緊張性頭痛タイプ
B:が多かった=偏頭痛タイプ
C:が多かった=群発性頭痛タイプ
詳しくはリンク先を参照ください。
AとBに同じくらいチェックが多かった方は
筋緊張性頭痛がベースに、偏頭痛も時々起こる混合タイプの頭痛です。
実はこの混合タイプは頭痛で悩む方には多く見受けられるものです。
普段は筋緊張性頭痛で悩み、疲れや寝不足、月経などの要素が重なった時に偏頭痛を生じます。
頭痛が生じそうだと感じたら、首や肩を少し動かして、楽になるようなら筋緊張性頭痛、痛みが増すようなら偏頭痛が始まっている証拠です。
痛みのタイプにあったケアをすることで、対処療法的に痛みを少しは楽にできます。