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遺伝子組み換え

 
最近、”遺伝子組み換え” や ”遺伝子操作” といったことを耳にします。
ただ、実際にその違いってなんなのか?  よくわからない方が多いかと思います。
今回は、その違いについて書かせていただきます。
 
人類が植物や動物の遺伝子を人為的に操作するという行為は実験的な段階から30年以上も経過しています。

研究が進められるとともに、生命倫理の観点から科学者自身が研究と同時に規制を求めるという珍しい化学分野といってもよいでしょう。
それだけに今後の地球環境や人間に大きな影響を与える可能性がある科学ということです。  
現在では、遺伝子工学という分野が確立されており、その研究、応用の範囲は広く、工業、医療、農業など多岐の渡り、21世紀の代表的科学として期待されているのが現状です。
 
まず、「遺伝子組み換え」という言葉を聞いてイメージするのは、大豆や菜種、そして綿といった作物の安全性の問題が多いと思います。
しかし、この遺伝子工学の技術全体を見渡すと、遺伝子組み換えを確立する前段階として「遺伝子操作」があります。
 
【遺伝子組み換えと遺伝子操作の違い】
 
明確な学術的定義に存在していないのですが、簡単に言えば「遺伝子組み換え」とは、”種を越えて” 遺伝子の組み換えを行うこと。
つまり、動物や昆虫の遺伝子を植物に移すことで、人工的に種の改良を行うことです。
 
これに対して、「遺伝子操作」とは、同じ種の中での化学的操作をする行為で、菌やタネの遺伝子に化学的な刺激を与えて、破壊や突然変異させる技術になります。
 
遺伝子組み換え作物の問題について、大変関心の高い方がいらっしゃると思います。
 
2013年世界の主要作物の遺伝子組み換え品種の割合は、
トウモロコシ  31% 大豆 79% 綿 70% 菜種  24%
(ISAAA資料より)
 

作付面積は、10年以上前の2003年から比べると約2倍の1億7520ha  となります。
 
これは、商業的に栽培されている作物の数値になるため、実験的な作付けに関しては含まれていません。
このように遺伝子組み換え作物は毎年確実に増えています。
 
一方、日本には観賞用の ”青いバラ”で商業的栽培を始めました。
実は2009年から商業的栽培国となっています。
 
国内でも試験的に食用作物の栽培が始めっており、大豆、菜種、トウモロコシ、など全国の隔離された圃場で作られています。
 
法的にはすでに容認されていますが、食用の作物については地方自治体などの条例で規制があり、
実質的な商業栽培は行われていません。
しかし、今後の動向によって、法的に認められている以上、商業的な栽培がすすめられるのは時間の問題ではないでしょうか。
 
たとえ、試験的な栽培でも、屋外で行われれば、一般作物との交雑の可能性が高く、大きな不安が
あります。
 
そして、もっとも不安なことはその影響がそこまで広がるか予測できないことにあります。
もちろん、生態系などに対する危険性とその作物を食べたときの両方の危険性という意味です。
 
もっとも、不安なことはその影響がどこまで広がるか予想できないことにあります。
もちろん、生態系などに対する危険性とその作物を食べたときの両方という意味です。
 
例えば、菜種油の原料になる菜種の品種としてカナダで開発されたキャノ―ラがあります。
これもタネに化学的処理を加えて突然変異させ脂肪酸の組成を操作したものです。
 
かつて人間に有害な成分と言われた脂肪酸のエルカ酸をほとんど含まない品種で現在では多くの
サラダ油に利用されています。
 
ちなみに国内で栽培されている油をとる目的の菜種の多くは、キャノ―ラをさらに改良した品種が栽培されています。
 
ここで混同しやすいのは、初期に改良されたキャノ―ラと国内で栽培されているものは「遺伝子組み換え」品種ではなく「遺伝子操作」された品種であるということです。
 
そして、醗酵食品ではさらなる、化学処理が施されています。
主に、醗酵食品に必要とされている、麹類、酵母菌、乳酸菌、納豆菌などほとんどが遺伝子操作されたものです。
 
ただ、医療分野などでは、糖尿病の治療薬のインスリンもその技術によって製造されています。
遺伝子操作技術の全てが悪というレッテルを貼るとうのも無理があるかも知れません。
 
ただ、その技術がより、我々に特に食べ物に関して身近になっていることは現実です。
 
これらの遺伝子組み換えや遺伝子操作された食品が、いったいどのような目的で開発されているのかを知り見極めることが消費者としてとても大事なこととなっていくでしょう。
 
そして、今後はこの遺伝子組み換えと遺伝子操作したものが人体にどのような影響を与えるのか、引き続きウォッチしていきたいと思います。

今回のブログは 中野カイロプラクティックオフィス 薬袋 聡先生の記事を引用しています。